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大阪府北部を震源に平成３０年６月１８日に発生した最大震度６弱の地震で、大阪府高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、登校中の児童が死亡した問題
を受けて、全国でブロック塀の点検が行われ、撤去などの措置が緊急に進められています。
将来的に大きな地震が起きた場合、倒れた塀が道路をふさぎ、避難や救助・消防活動を妨げることも懸念されます。 このような被害を防止するためにも、
既存のブロック塀等について、安全点検の実施が必要と思われます。
文部科学省は6月19日に全国の学校での緊急点検を要請しました。 国土交通省も文科省と協力して点検を実施するほか、一般の建築物の既設の塀につ
いても、所有者に対して「安全点検を行い点検の結果、危険性が確認された場合には、付近への速やかな注意表示と補修・撤去等が必要」としています。 |
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| ブロック塀の基準 〈ブロック塀に関しては、建築基準法施行令第６２条の８（補強コンクリートブロック造の塀）により、次のように定められています。〉 |
| ● 高さ 2.2 m以下 |
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| ● 壁の厚さ 15 ｃｍ （高さ 2 m以下の塀にあっては、10 ｃｍ以上） |
| ● 壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径 9 mm以上の鉄筋を配置 |
| ● 壁内には、径 9 mm以上の鉄筋を縦横に 80 ｃｍ以下の間隔で配置 |
| ● 控壁 長さ 3.4 m以下ごとに、壁面からの高さ 5分の1以上突出したものを設ける |
| ● 鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げ、縦筋は壁頂・基礎横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛け |
| ● 基礎 高さ 35 ｃｍ以上、根入れ 30 ｃｍ以上 |
※ 一般的な「ブロック塀」は建築基準法上、「補強コンクリートブロック造の塀」に該当します。
その他、れんが造、石造、鉄筋の無いブロック造は「組積造の塀」に該当します。 |
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| ● 「建築物の塀（ブロック塀や組積造の塀）の安全点検等について」 （国土交通省 報道発表） |
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| 各市町村にて、安全点検のご相談を受付けております。 （下記に多摩市、町田市のホームページを掲載します。） |
| ● 「多摩市 ： ブロック塀の安全点検の状況について」 （多摩市Web） |
| ● 「町田市 ： 建築物の既設の塀（ブロック塀や組積造の塀）の安全点検のお知らせ」 （町田市Web） |
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ＴＡＳ企画でも、ご相談から安全点検の現地調査など、住宅に関することならば何でも受け賜わっております。
何かご心配なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。 |
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ＴＡＳ企画では、住宅関連のご相談を受付けております。 耐震診断から耐震補強設計及び補強工事のご相談、
また、各助成金制度のサポートから、申請等までのご支援も承りますので、お気軽にご相談ください。 |
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